涌井 浩子(わくい ひろこ)
臨床心理士になるまでの経緯
1971年、名古屋市生まれ。大学卒業後、高校教員になり、全日制に続いて通信制に勤務し、担任として、不登校・摂食障害・自傷・非行などの思春期の問題に取り組み、学校全体の教育相談に力を注ぎましたが上手くいかないことが多く、臨床心理学を学ぶために大学院に入学し、小・中・高校の不登校支援の場で実践しながら、臨床心理士の資格を得ました。
あいち心理カウンセリングの設立
私設相談室でさまざまな悩みで相談に来られる方々を担当する経験を経て、
2017年に、あいち心理カウンセリングを愛知県清須市西枇杷島町に開業しました。
運営する傍ら、総合病院小児科NICU(新生児集中治療室)で非常勤心理士として勤務し、医療スタッフと連携し、赤ちゃんと親のきずなのサポートを担当しています。
2021年5月には、あいち心理カウンセリングを清須市から名古屋市千種区に移転し、現在に至ります。
カウンセラーとして
教員時代に、思春期の抱える心の問題と家族との関係に関心を抱き、私自身の幼少期の経験による心の傷の回復にも取り組みながら、その後、臨床心理士になりました。お子さんの子育ての悩みや、大人の発達障害、トラウマ、虐待、依存などの悩み事にも対応してきました。また、総合病院NICU(新生児集中治療室)の経験は、人間の命と親子のきずなについて深く考えさせられ、これまでの臨床経験を通して、“人間”について思う一助となっています。
臨床家としてのマインドをおしてくださった先生は、大学院在学中に出会った京都出身の先生です。学派にとらわれないアプローチで、一人ひとりとじっくりかかわる心の仕事に尽力されており、私はこの先生の影響を受け、臨床心理士として歩んでいます。
臨床心理士
公認心理師
総合病院小児科NICU非常勤心理士
ADOS-2臨床使用資格(自閉症スペクトラム評価のための半構造化観察検査)
NBAS認定(新生児行動評価)
所属学会:日本心理臨床学会
周産期心理士ネットワーク
一言:”あきらめない。でも、焦らない。
気が滅入るときもあるけれど、微笑んで。”